外観にこだわることで防犯性が上がる?

毎日を過ごす自宅は、雨風をしのぎ、暑さや寒さを和らげて快適な生活を送るためにあります。そのため、機能面や設備面に優れていることが重要視されます。

しかし、せっかくマイホームを建てるのであれば、機能面や設備面だけではなく、デザイン面でもこだわりたいですよね。オシャレで素敵な外観の家は、帰ってきた家族の心に安らぎを与えてくれるでしょう。

自宅のデザインにこだわることは、防犯面でもメリットがあります。分かりやすい例としては、庭に塀や門扉を備えつけることが挙げられます。

基本的に空き巣は、侵入する前に下見をします。塀や門扉があることで、外から庭や家の様子を窺いにくくなります。あまり高い塀や見通しの悪い門扉は、空き巣が入った場合に隠れる場所を与えてしまうため、人が隠れていても分かる程度には見通しを良くしておくべきですが、あらかじめ防犯面を意識した住宅のデザインを考えることは大切です。

また、防犯面を意識することとは別に、外観のデザイン性を高め、誰の目にもこだわったと分かる家を建てることでも空き巣に狙われにくくなります。

こだわりが見える家は空き巣に狙われにくい

空き巣が侵入する家を決める基準に、「住人が自宅に対して関心を持っているか」という点が挙げられます。

例えば、庭の草が必要以上に伸びている、門扉や塀が傷んでいるなど管理がずさんだと、住人が家に対して無関心だという印象を空き巣に与えてしまいます。「庭に入っても住人は気づかない」と考えた空き巣に、侵入しやすい家と認識されてしまいます。

逆に言えば、外観の管理を徹底し、きれいに保つことで、住人が家に対して強い関心を持っている印象を与えます。庭にもよく目を配っていて、「多少の変化にも気づかれてしまうかもしれない」と空き巣に思わせる効果があります。そのため、空き巣にとっては狙いにくい家になります。

自宅に関心を持っていると思わせる要素としては、他の家とは異なるこだわりを詰め込んだ外観の家を建てることも挙げられます。誰しも時間をかけて建てた家には愛着が湧きますよね?空き巣も同じように考えます。頭を悩ませ、ようやく完成したようなこだわりが見える家は、住人が家に対して関心を持っている家という印象を与え、空き巣が狙いにくくなるのです。

さらに、まるでひんぱんにホームパーティーを開き、人を集めそうな高級感のあるデザインにすると、いつ訪問者があるとも分からない住宅に見えるため、防犯性はより高まります。

防犯性とデザイン性が両立したマイホームを

もちろん、単に外観にこだわっただけでは、空き巣に対する防犯対策が充分とは言えません。防犯性とデザイン性を両立させることが重要です。

有名な住宅メーカーであるミサワホームの精鋭デザイナーが手掛ける、センチュリーデザインオフィスの高級邸宅は、住宅に関する知識が豊富なメンバーが、周辺の環境も考慮した上で、依頼者のニーズにあわせた住宅を建築します。高級でこだわりが感じられる、落ち着きのある外観のマイホームが完成します。加えて防犯対策を考慮した設計にしてもらうことで、防犯性もますます高まることでしょう。